院長ブログ

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2016.03.31更新

小学校の歯科検診がおわりました。感想として虫歯は少なくなっていますが、重症な 子も中にはいます。歯並びの良くない子は毎年増えていますね。実は新潟県の12歳児 のむし歯数が日本一少ないことを、皆さんご存じでしたか?以下は新潟県知事のメールマガジンからの引用です。フッ素の力はすばらしいものがあります。生涯を通じた フッ素塗布をお勧めします。

新潟県知事のメールマガジン

 昨年、新潟県の12歳児の平均むし歯数は0.99本と、ついに1本を下回りました。これは、全国初の快挙です!しかも、“7年連続日本一!”という素晴らしい記録を更新し続けています。永久歯がほぼ生えそろう12歳児のむし歯数は、子どもの永久歯のむし歯の代表的な指標として、WHO(世界保健機関)など国際的にも広く使われています。これで、新潟が誇れる“白い”ものが「おいしい米」、「ふわふわの雪」、そして「むし歯のない美しい歯」の3つとなったんじゃないかと思っています。県がむし歯予防に積極的に取り組み始めてから、昨年で25年が経ちました。この間、治療済みも含めた12歳児のむし歯総本数は1/5以下に減り、むし歯を1本も持っていないお子さんは3倍に増加するなど、驚くほどの成果を挙げてきました。この快挙が成し遂げられた理由として、3つのことが考えられます。

第1に、歯科医師会と行政が一体となって、全国に先駆けてすすめてきたフッ化物(フッ素)洗口による予防です。

第2は、これも全国的にも珍しいのですが、学校と歯科医院との連携により、そもそもむし歯を作らないようにするという活動を全県下で取り組んできたということです。そして第3に、県民の皆さんの歯科保健への関心が高まってきたことが挙げられます。やはり、地域、行政そして医療機関がお互いにうまく連携してきたことが、全国1番のむし歯の少なさを達成し続けてきたのだと思っています。さらに、大人でも全ての年代で、一人当たりの残っている歯の本数が増えています。特に60歳代と70歳代で大きく増加していて、80歳で20本の歯を残そうという8020(ハチマルニイマル)運動の目標達成に向けて良い方向に進んでいることは、とてもうれしいことです。 むし歯は万病の元とされ、むし歯が無い人は医療費も少なく健康であることが言われています。特に医療費全体を下げることは、社会全体が安心して暮らせる地域社会づくりにもつながるものと、重点的に取り組まなければならない課題と思っています。これからも生涯を通じた歯科保健対策を進めて、80歳で20本の自分の歯を残すことをぜひ達成し、健康で長生きできる地域作りのため頑張っていきたいと思います。

 

投稿者: たけした歯科

2016.03.25更新

先日、九大法医学池田教授の講演を拝聴し一緒に食事をしました。事件・事故・大災 害などで身元が判明しないときに固くて腐敗せず長く原型をとどめる歯や差し歯、入 れ歯などの歯科治療の痕跡が個人識別の方法として大きな役目を果たしていることを 知りました。
今後は、今まで以上に毎日の診療記録を大切にとっておきたいと思いま す。いつか役に立つことがあるかもしれません。 ボストン大学歯周病・インプラント科の久世香澄助教授を招いて講演会を開きまし た。米国と日本の医療環境の違いをひしひしと感じた一日でした。

 

投稿者: たけした歯科

2016.03.18更新

骨粗鬆治療薬(ビスフォスフォネート)の合併症として顎骨壊死や重篤な口腔感染症の出現が高い頻度で起こることが報告され問題になっています。対応に苦慮しますので歯科医師の立場としては安易に服用してほしくありません。以後の歯科治療に大きな制限が加わりますので”骨粗鬆治療薬(ビスフォスフォネート)の服用が本当に必要なのか?”、内科主治医とよくご相談いただければと思います。 以前、九州大学歯科口腔外科教授 中村誠司氏の講演を拝聴する機会がありました。骨粗鬆治療薬(ビスフォスフォネート)の合併症として大規模な顎骨壊死が生じているケースが各地で報告されている現状が報告されました。乳がんなど真に差し迫った状況であればメリット・デメリットの問題で選択される場合もありますが、必要でない(境界)場合にも投与されている場合もあるようです。休薬しても骨粗鬆治療薬(ビスフォスフォネート)は骨内にとどまり半減するのに10年かかります。団塊の世代の高齢化が目前ですが、今後おおきな問題になっていくような予感がします。

 

投稿者: たけした歯科

2016.03.11更新

102歳で祖母がなくなりました。 天寿をまっとうした祖母は私の記憶している限りずっと総入れ歯でした。
私が歯医者になってもお気に入りの歯医者さんがいいといっていました。好き嫌いがなく出された食事は何でも残さず食べていました 。 食事の時はおきて必ず全部残さず食べるというのは施設でも有名でした 。 今春まで食事は自分で口から取れていたようです 。 胃婁をつくって食事をとれるようにするかどうか今後の方針をきかれて親族間(父親の兄弟ですが8名います)で話し合いがあり ”胃婁はつくらない、延命治療はしない”と決め施設に返事しました 。 食事を口からとることは健康に生きるために大切なことだと痛感します。また骨が硬くて骨密度は20歳台、子供(私の父親77です)よりもいい数字でした。90歳過ぎてからは何かにぶつかると骨が硬いためにぶつかったところの皮膚が裂けるということがしばしば起こっていました。明治の人はつよいですね。これも食事が関係していると思います。父も脳梗塞で倒れた後で胃婁を作るように医者から迫られましたが胃婁により廃用性の萎縮がすすむ恐怖感から(口から食べることに固執して) リハビリに苦しみながらも食事を楽しんでいます。食べることだけが楽しみといいます。男女ともに日本人の平均寿命は世界一を更新しているようですが、長寿社会では当然のことですが大なり小なり病気をもって生きていくことになりますので慢性疾患を持って生きている人に安全安心な歯科医療を提供するというテーマと 死ぬまで食事を口から取れるように歯科医師が支援することは大きなテーマになると思います。今の介護現場には歯科医師の出番はないのが現状です。

投稿者: たけした歯科